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人材事業立ち上げ初期に取り組みたい求人獲得手法

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人材派遣立ち上げガイド

人材派遣の開業に必要な許可申請は?始業までの流れをまとめました。

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はじめに

コロナの影響も落ち着き、求人市場には回復が見られています。

しかし多くの人材企業では、求人獲得についてのお悩みは切っても切れないものではないでしょうか。

さらに、派遣先企業の在宅勤務や非対面営業が主流になってきた今、どのような求人獲得手法、戦略を取れば良いか分からないというお悩みを抱えている方は少なくありません。

この記事では、いま中小人材企業が活用できる求人獲得手法について、そして自社にとって最適な手法の判断方法について解説いたします。

これまでの求人獲得手法

下記は、セミナーにご参加された皆様に事前アンケートでお伺いした、「よく活用されている営業方法」をピックアップしたものです。

実際の人材企業様が感じている、2020年COVID-19の流行前後での効果の変化と、具体的な難点を求人獲得手法毎に記載しています。

ほとんどの企業がテレアポ営業をメインの手段としていると思います。しかし、首都圏や関西、中部など都市部を中心に在宅勤務が進み、担当者のオフィス不在が増えています。

さらに不要不急の対面接触が避けられるようになり、訪問営業も敬遠されるようになってきました。

既知の営業先であっても頻繁に訪問して顔を覚えてもらったり、経営陣による挨拶周りといったアナログのアプローチもかけにくくなってきています。

従来の手法で、何も対策しないまま効果を得ることは難しい状況なのです。

いま検討したい求人獲得の方法

そこで、いま検討したい求人獲得手法を下記の通り2軸で整理しました。

横軸:目的

左側は即効性のある求人獲得を目的としており、右側は求人を獲得するための、中長期的な企業や組織の育成を目的とした施策です。

縦軸:リソース源の所在

上側は社内のリソースを活用し、下側は社外にアウトソースする手法です。

目的と活用できるリソースは企業毎に違います。よって、全ての企業にとって最適な手法といったものはなく、 求人獲得の効果を最大化させるには自社の状況に応じて最適な手法を選び、組み合わせる必要があります。

これらの手法を、大きく3つのグループに分けました。この記事では左上のグループ1「求人獲得戦略×社内リソース活用」と、左下のグループ2「求人獲得戦術×社外リソース活用」のおすすめ手法3つをピックアップし解説いたします。

グループ1「求人獲得戦術×社内リソース活用」

このグループは、できるだけ求人獲得の即効性を求めており、人手や時間、営業ノウハウは比較的保有しているものの、社外にアウトソースするための資金を用意しづらい企業に適している求人獲得手法です。

テレアポ時間増大

求人獲得戦術のうち、まず試したいのはテレアポ時間を増やす手法です。

当たり前のように感じられますが、やはりテレアポは正攻法であり、効果が明確に出ます。そのためテレアポの効率が悪くなっているのであれば、同じ効果を得るために工数を増やす、というシンプルな手法です。

長期的視点でのデメリットは人材の定着です。

テレアポ以外の業務時間を削らなければ、テレアポ時間を増やした分がそのまま負担となってしまいます。ご存じの通りテレアポは精神的な負担も大きく、業務改善ができなければ離職率は上がってしまうでしょう。組織作りや業務の見直しと同時に進める必要があります。

今日明日など即効果を出したいが資金はかけられない企業の、短期的な施策としてはお勧めです。

求人リスト

Web上から最新の求人情報を収集し、求人ニーズのある企業をリスト化しているサービス(HRogリスト)があります。

ある程度費用を使い求人を出している企業のリストが常に最新の状態で得られるので、鮮度と確度の高い企業に絞って架電ができる他に、給与相場などマーケットの状況を把握できるというメリットがあります。

その一方で、利用する媒体や領域ごとに料金がかかる点がデメリットです。

そして派遣求人の場合は派遣元の住所が掲載されています。そこで、正社員や契約社員、パート求人からのスイッチングの提案をする必要もあります。

新規領域を検討するためのマーケット情報が欲しい企業、有料職業紹介事業も実施しており、社員採用をフックに派遣営業もできるので営業先開拓用の最新リストが欲しい企業にとっては効果的な施策です。

グループ2「求人獲得戦術×社外リソース活用」

このグループは人手や時間、ノウハウなどがなく、より多くの資金をかけて社外のリソースを活用する手法を解説します。

テレアポアウトソーシング

テレアポを外注して求人が獲得できるだけではなく、トークスクリプトを作成してくれるオプションもあります。

さらに架電リストを作成してくれるオプションもあります。マーケティングに注力している代行企業であれば、テレアポを繰り返す中で企業の興味関心や事業フェーズ等のデータを保有しており、角度が高いと予測される営業先のリストを共有してくれることもあります。

代行企業の営業トークから学びを得たり、自社だけでは得られない営業先の開拓ができるという意味でも効果的な施策だと言えます。

デメリットとしては一般的に数十万円程の費用がかかることです。ただし、最近はテレアポ代行企業も増加傾向にあり、コール課金だけではなくアポイント獲得に応じて成果報酬を支払うプランや、個人でも数万円から発注できるプランもあります。

ある程度の資金はあるが人手、営業時間やノウハウが足りない、営業先の開拓や即戦力を必要としている企業様にはお勧めの手法です。

最後に

この記事でご紹介してきた中で、皆さまの参考になる求人獲得手法はあったでしょうか。

残りのグループ3は「企業・組織育成」を目的としたもので、人材教育・コンサルティング、Webマーケティング、組織分業化について解説しています。

さらに、社内でのリソースを「人手・資金・営業ノウハウ・時間・営業先」に分け、それぞれの状況に応じた打ち手早見表もご用意しています。

少しでもご興味のある方は、ぜひ無料ダウンロードしてご確認ください。

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