セミナーレポート

介護派遣立ち上げの教科書

 
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介護派遣立ち上げの教科書

  • 求人開拓のリアル
  • 求職者集めのリアル
  • 管理業務のリアル
  • 事業立ち上げの成功に必要なこと

はじめに

2023年7月11日(火)、「介護派遣立ち上げの教科書」というテーマでウェビナーを実施しました。当日は、介護領域人材派遣を立上げ、2年で売上1.2億円まで成長させた経験を持つ弊社の中澤が、介護領域派遣に特化した「人材派遣の立上げの基本」について解説いたしました。

参加者からは、「具体的な内容でイメージしやすかった」「営業手法について知らなかったことを知ることができた」など、好評をいただきました。

今回は、当日の内容をセミナーレポートとしてご紹介させていただきます。

会社紹介(登壇者紹介)

・株式会社ブレイン・ラボ セールスグループ マネージャー 中澤 喜太郎

新卒で大手人材派遣会社に新卒入社し、介護職領域における人材紹介・派遣を担当。 入社2年目から営業として地方拠点の立ち上げと新規開拓を行い、最年少での支店長を経験。 立ち上げ2年目で売上規模1.2億円まで拡大させ、同年稼働純増数56拠点中2位の実績を残し表彰を受賞。 2020年に株式会社ブレイン・ラボへ入社し、Inside Sales チームを立ち上げる。現在までに200社以上のお客様の導入支援を行う。

求人開拓のリアル

求人開拓のテーマでは、「求人担当者の特徴」「求人開拓の流れ」などの基本をお伝えしたうえで、求人獲得のコツや営業手法について具体的に解説をしました。

介護業界の求人担当者の特徴とは?

求人担当者については、以下のような特徴が挙げられます。

<求人担当者の主な特徴>

・事務長であることが多い

・他業界からの転職者が多い

・現場未経験者が多い

介護現場経験者の事務長も存在しますが、現場とマネジメントを切り分けて採用することが多く、業界・現場未経験者の事務長の場合、現場の課題感を把握できていないケースもあります。求人開拓(ヒアリング)時の「現場課題の深堀り」が不十分であると、現場の求める人材にミスマッチな人選を頻発する原因となってしまうため、現場理解が深い方なのかを探りながら、初回商談でのヒアリングがかなり重要となります。

介護派遣の求人開拓フローの特徴

介護派遣の求人獲得は、一般的な派遣の求人開拓の流れを凝縮したフローになります。理由としては、「現場の求人状況がかなり流動的であること」が大きな要因となるからです。夜勤含めた勤務体制のなかで、必要な人員の枠や人数が日々変化しています。初回の架電時に求人状況を確認し、具体的に応募者が出た段階でアポイントを取るというように、まずは、求人の最新状況を広く獲得し、充足する前に提案ができるサイクルを構築していくことが有効になります。

<求人開拓フローのポイント>

・施設の充足情報を確認し、求人情報のアップデートと蓄積を行う

・条件に合う求職者の応募があった段階で、紹介とアポを同時にセットする

求人獲得のコツ「今、どの時間帯の求人が不足しているのかを把握」

介護現場において、完全に人員が充足している施設は存在せず、いずれかの時間帯では必ず人員が不足しています。この事実が求人獲得の大きなポイントとなります。単に、募集のあり・なしだけではなく、施設の運営形態から「事実どの時間帯が不足しているのか」「無理なくシフトを組めているのか」など、介護現場のシフトをイメージしながら求人状況を正確に把握することが、求人獲得数を増やすために大切です。

求職者集めのリアル

求職者獲得のテーマでは、「求職者理解」の基本から解説いたしました。「求職者像」「求職者が求める求人案件像」をお伝えし、求職者獲得の具体策や、就業決定までに実施すべきことをお話ししました。

介護派遣に登録する求職者像とは?

介護派遣に登録する求職者については、以下のような特徴が挙げられます。

<求人担当者の主な特徴>

・未経験でも時給の高さに魅力を感じる

・短時間勤務をしたい

・介護業界未経験者

特に、介護派遣は他の派遣に比べ時給が高い傾向があり、この点に魅力を感じて応募されるケースや未経験者からの応募が多くなっています。このような傾向を把握して、どのように就業に結びつけるかを戦略的に考える事が大切です。

求職者獲得~就業決定のコツ「対応スピードと提案量に徹底的にこだわる」

介護派遣での求職者獲得について、特に重要なのは「応募発生後にどのように対応をしていくか」です。求職者の集客方法としては、求人媒体への出稿がメインとなり、他職種の打ち手と大きな違いはありません。それよりも、求人状況の変化が激しい介護派遣業界においては、「対応スピードと提案量に徹底的にこだわる」ことで、急な求人充足による応募の機会ロスを無くす事に注力することが重要です。 

また、離職率が高い介護業界においては「少し多いかな?」と思うくらいのスタッフフォローが必要です。面談前から就業までも最低7つのタイミングでのコンタクトを取り、就業後もこまめに連絡を取ります。これにより、職場見学前のキャンセル・就業前の辞退や短期離職数が大きく減少します。集客だけでなく、就業後までを一連で考える事が、求職者獲得活動においてのポイントになります。

最後に

記事をお読みいただきまして、参考になりましたでしょうか。

介護派遣領域のビジネスを拡大するには、介護業界独特のポイントを把握し、他職種と少し違ったアプローチで営業していただく事が必要です。施設側の事情だけでなく、求職者のニーズ把握を正確に行い、求人と求職者のバランスがとれた営業戦略の実行をおすすめいたします。

一方で、今回お伝えした、求人担当者や求職者のペルソナ・ニーズを正確に把握し、業界の商慣習に合わせた営業フローを構築することは、他の業界特化型派遣ビジネスにも応用ができるものです。新たな領域へビジネス展開される際に、ご活用いただければ幸いです。

また、今回のセミナーレポートでは当日の概略をご案内させていただきました。

より詳細を確認したい方は、是非無料ダウンロードをしていただき詳細をご確認ください。

ブレイン・ラボでは、事業の立ち上げ相談会の実施や、提携する社労士事務所の紹介も可能です。人材派遣業の立ち上げや、立ち上げ後の事業の進め方などに不安のある方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:https://www.matchingood.co.jp/contact/

 
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