人材業界トレンド挑戦する派遣・紹介会社たち

サッカー選手を夢見る子どもたちへ。みらいには、たのしい「しごと」がまってるよ!

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世界最大クラスの人材サービス企業であり、「D&Iアワード2022」より最高評価のベストワークプレイスに認定 (2023年2月)され、「世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社」を目指すランスタッド株式会社。

今回は、2023年3月にオフィシャルパートナー契約を締結した横浜F・マリノスとコラボ開催した「小学生向けお仕事体験イベント」についてお話をお伺いしました。

小学生の夢を応援するF・マリノスお仕事体験

ーまずは石田様、長谷川様のご経歴や現在の業務範囲を教えてください。

石田氏:私は初め化粧品メーカーに入社し、1年半営業をしていました。その後14年間に渡り国内最大規模の展示会主催会社にて勤務しました。そのときにコロナでオンラインイベントを実施したことをきっかけに事業会社でのイベント企画に興味を持ち、2021年に大手デジタルコンテンツ配信企業の新規事業戦略室に転職し、イベントプラットフォームの戦略チームリーダーを務めていました。現在はランスタッドにて求職者向け、企業向けのイベント責任者として日々業務を楽しんでいます。

長谷川氏:私は2017年にIT系人材のアウトソーシング会社に入社しました。色々な人の人生に関わることや、人の価値観や考え方を知るのが好きだったなと思います。その後、実は3か月間くらいカンボジアで焼き鳥屋台を経営していたこともあります。そして2019年に入社したランスタッドで営業職として人と組織のコンサルティングに従事し、2022年からマーケティング部へ異動しました。現在は、会社の各種SNS運用をはじめ、スポーツスポンサーのプロジェクト企画・実行、会社公式noteや社内コミュニティの立ち上げ及び運営管理を手掛けています。国家資格キャリアコンサルタントも取得しています。

ー今回開催された「小学生向けお仕事体験イベント」について教えてください。

石田氏:7/22(土)の14時から、小学生を対象に弊社とパートナー契約をしている横浜マリノス株式会社(以下「F・マリノス」)と連携し、日産スタジアムとしんよこフットボールパークにおいて「F・マリノスの選手として1日を満喫する、小学生向けお仕事体験イベント」を開催いたします。

当日は、元選手で横浜F・マリノスのアンバサダーを務める波戸 康広氏にも参加いただき、実際に小学生の指導をお願いしております。

前半は座学を中心とし、サッカー選手の一日や選手を支える人達の紹介をしたり、実際の試合前チームミーティングも体験してもらいます。

その間に保護者向けには、子供の夢をサポートする方法について15分間の講演も開催します。サッカー選手になるという夢をかなえた波戸選手が努力していたとき、挫折したとき、親はどのように関わり、サポートしていたのか、もしくは逃げ道になれていたのか。きっと子どもを持つ親ならば興味深い内容になると思います。

後半は、フィールドでサッカー選手になりきってもらいます。実際に入場するところから始め、低学年・高学年に分かれて練習や試合前をし、ハーフタイムにはコーチがついての作戦会議もしていきます。

このように、1日を通してサッカー選手や彼らを支えるさまざまな仕事があることを学び、職業教育の促進を図ります。

ーどのような想いで企画されたのでしょうか?

石田氏:子供たちに「仕事は楽しいものだ」とイベントを通して伝えたいと思っています。働くことに対してなんとなくネガティブな印象を抱いたり、最近ではコロナ禍によって以前より将来を悲観視してしまったりすることも増えたように感じます。

そんな中、我々は2023年3月にF・マリノスとスポンサー契約を締結しました。世界一の人材会社であるランスタッドだからこそ子供たちの未来に向けてできることは何か?を考え、将来の夢として子供たちに根強い人気を誇るサッカー選手の一日を体験し、彼らを取り巻く様々な仕事についても伝えられるように企画を練っていきました。

サッカー選手という夢は本当に一握りの人しか叶えられないと思います。でもサッカーを起点に考えると、チケットやグッズ販売、カメラマン、芝生管理など、プロフェッショナルな人たちがたくさんいる。選手を支える人たちの仕事を見せることで仕事に対する視野を広げ、子供たちの興味が移ったときに色々な仕事があることに気付いてもらいたいと思います。

ー普段はどのように活動をされているのですか?

長谷川氏:このパートナー契約を盛り上げる方法を考えたときに、私一人で旗を振ってしまうと社内の方と温度差ができるし、社内にもサッカーが好きで喜んでくれる人が多いだろうという話もあったので、サッカーのコミュニティを作って皆で活動していこうと考えました。

実際に企画を盛り上げてくれる人を募集すると50名くらい集まったので、それぞれの得意分野を活かし、ライティング、デザイン、イベントなどのチームに分かれてみんなで企画・推進しています。

また、社内だけで盛り上がるのではなく、F・マリノスのファン・サポーターの方々と一緒になって、F・マリノスをさらに盛り上げられるような取り組みをしていきたいと考えています。F・マリノスのファン・サポーターの方たちは、チームへの愛が深いなと感じています。また、パートナー企業の取り組みにも積極的に関心を持ってくださり、双方向のコミュニケーションが取れるため、私たちももっとF・マリノスのためにできることを考えたい!という気持ちに日々させていただいています。

例えば、サポーターの方々がホーム試合の度に独自で開催しているゲートフラッグを作る会や、特定選手を推しているサポーター同士が集まる会へランスタッドのメンバーが参加させていただいたりと、垣根を超えてファン・サポーターの皆さんと交流させていただく機会があります。ハッシュタグ投稿キャンペーンを実施した際には、300人以上の方へご参加いただき、7月15日に開催したホーム試合では、F・マリノスと弊社のコラボでつくったうちわを来場者全員へ配る企画を実施しました。選手5名の写真を載せたうちわを作る際に人気投票で上位5名を決めたのですが、その際はたった3日間で2100人もの方に投票をしていただき、サポーターの方と一緒に人気選手を決めることができました。また、うちわ配布とあわせてハッシュタグ投稿キャンペーンを実施した際には、300人以上の方へご参加いただき、F・マリノスをみんなで盛り上げることができたなと感じています。

我々だけで各イベントを進めるのではなく、F・マリノスの周りにいるサポーターやファンの方とイベントを作っていくことを一番大事にしています。私たちがこのパートナー契約をした意義は、ランスタッドという会社を知っている人を増やしていくことではありますが、「私たちを受け入れてね」という押し売りではダメだと思っています。私たちはF・マリノスを起点に、さまざまな方へ繋がらせてもらっている側だと理解し、もっとF・マリノスについて知って、F・マリノスを盛り上げるために私たちができることをやっていった結果として、ランスタッドを知っている人が増えていけば嬉しいなと思っています。

ー今後行う予定のF・マリノス様と貴社のコラボイベントがあれば教えてください。

長谷川氏:先日こちらのnoteでも発表しましたが、選手へインタビューした記事を9月中旬に掲載予定です。働くという文脈の中で、チームワークや上司とのコミュニケーション術などを深掘りし、私たちのキャリアにも関係するような内容になっています。

記事掲載と同時にSNSキャンペーンも実施予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

当日の様子

ー「サッカーのお仕事講座」&試合グループ発表・チームミーティング

講座は下記の内容でした。

  1. ・サッカー選手というお仕事と選手の一日
  2. ・元選手で横浜F・マリノスアンバサダー波戸 康広氏インタビュー
  3. ・サッカー選手を支える人のお仕事紹介

元選手の波戸氏の登場に嬉しそうな顔を浮かべながら、憧れのサッカー選手がどのように過ごしているか、そして大好きなサッカーを支えている仕事にはどんなものがあるか、集中して聞いていました。時には司会者からの質問に挙手して答える場面もありました。

その後、実際の試合グループ毎に分かれてチームミーティングを行い、戦略を練り始めました。

ー「自発的に考えて行動できる子供に育つ!〜勇気づけの子育てとは〜」

子ども達がチームミーティングを行っている間、波戸氏、ランスタッド組織開発ディレクター 川⻄氏が講師となり、子育てについての講座が開かれました。

波戸氏がサッカー選手を目指したきっかけや、自分が挫折したり上手く行かなかった際に両親がどのように関わってくれたか、そして質問に上がった将棋とサッカーの文武両道の秘訣なども教えてくれました。

ーサッカー選手体験(選手風アップ、トレーニング、試合)

座学の後は、実際の選手入場と同じようにコートに入り、アップから練習、試合を楽しみました。

子どもたちはお互い声を掛け合って試合を進め、波戸選手と実況中継を楽しむ姿もありました。

そして子どもたちのユニフォームには『みらいには、たのしい「しごと」が待ってるよ』というランスタッドからのメッセージが入っていました。

人材派遣・人材紹介事業の価値とは

ー石田様、長谷川様の考える人材派遣・人材紹介企業の価値とは?

石田氏:一人ひとりの価値観やお給料、ポジション、働き方などの求めているものが違うだけでなく、仕事も千差万別です。そもそも初めから自分にぴったり合う仕事や働き方を見つけるのは難しいのではないでしょうか。

私自身も経験があるのですが、やりたかった仕事に対して違和感を感じたり、挫折したりすることは誰しもあると思います。でも転職を繰り返すことができる、心地よい仕事を探し続けられる世の中になってきて、そういった挫折から学べることも多いはずです。

ランスタッドは「human forward.」、つまり「心地よく働く」がキャッチフレーズであり、ヒアリングに重点を置いてコンサルをしている人材会社です。働く人の潜在的な価値観などを引き出し、その人が知りえなかった、リサーチできなかった仕事を見つけて紹介しています。それが挫折に対してできる、唯一の解決方法だと考えています。

人材派遣も人材紹介も、根本的な価値は同じだと思っています。老若男女問わず働くことは人生を豊かにできることですし、その選択に関われることは、我々の価値だと思っています。

長谷川氏:私が派遣営業をしていたとき、スタッフの方から就業後も定期的に仕事の悩みについて相談を受けていました。我々は様々なキャリアを知っているし、就業先でもないので人間関係、ライフワークバランスなどの率直な相談や支援もできます。

同僚や友人とも違った距離感で相談できるキャリアのプロがいることはとても良いことだと感じました。一回の転職で完璧なキャリアを築けなくても、スタッフの方の経歴を一緒に整理し、コンサルティングを通して長期スパンで磨きこんでいけるのは我々が介在する価値だと思います。

ー人材派遣・紹介会社で働く方たちへのメッセージをお願いします。

石田氏:ランスタッドは日本ではあまり知られていないかもしれないのですが、世界最大級の人材会社であり、働く人ひとりひとりを知り、寄り添うことを大事にしている会社です。

より心地よく働くことを目指している方、弊社にご興味をもっていただけましたら、是非ご連絡くださいませ。

▽お仕事をお探しの方 

https://www.randstad.co.jp/find-jobs/registration/

▽ランスタッドで一緒に働きたい方

https://www.randstad.co.jp/recruit/

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