セミナーレポート

媒体・広告頼りの集客・採用はナゼ失敗するのか?!

ホワイトペーパー(無料)

SNSで広告費用を抑えつつ、質の高い採用につなげるコツとは

  • 意思決定には経路別の効果測定が必須
  • 採用ブランディングで確度の高い集客へ
  • 入社後は早期戦力化と定着を仕組み化
媒体・広告頼りの集客・採用はなぜ失敗するのか
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採用ブランディングはSNS活用で”質と量”を最大化

採用市場の競争が激化し、従来の求人媒体や広告に依存した集客手法の限界を感じている人材ビジネス企業様は多いのではないでしょうか。本セミナーでは、one move株式会社、株式会社ブレイン・ラボ、circus株式会社の3社が合同開催し、高騰する有料広告・媒体の集客・採用から脱却し、SNSと採用ブランディングを組み合わせることで「質と量」を最大化する、データドリブンな手法について解説しました。

お話を伺った方(セミナー登壇者)

one move株式会社 代表取締役 原 慎吾 氏
キヤノン株式会社 エンジニアとしてプロダクト開発。株式会社リクルートジョブズ 50社以上の採用コンサルを歴任。株式会社博報堂 総合ブランディングをディレクション。
現在は採用×SNSでの効果探求を日々解析し人材派遣会社様、人材紹介会社様、その他採用困難な業界のSNSによる採用支援を行っている。

株式会社ブレイン・ラボ 事業開発部 マーケティングGRP 安藤 将史
HRtech業界を中心にマーケティング・プロモーション・デザインディレクション/制作を経験。デザインを通じてプロダクトの魅力を最大限に引き立てながらマーケティング活動に従事。

circus株式会社 エージェントグループ ユニットマネージャー 板垣 匡哉 氏
人材紹介会社のRAとして幅広い業務を経験した後、circusで人材紹介会社のカスタマーサクセスを担当。各種改善施策の提案から顧客の業務支援まで、circusAGENTのデータを基に課題解決し、成果を創出。現在マーケティングチームを統括し、人材紹介業界の課題解決に資する情報発信や企画運営を担う。

SNS活用を採用ブランドにone move株式会社

one move株式会社原 慎吾 氏は、苦しい採用集客において、SNSを活用したナーチャリングこそが、今の時代の採用ブランディングになり得ると言います。昨今の求職者が採用に至るまでの背景や、SNSの重要性について詳しく解説しました。

求職者はSNSでリアルな情報を収集

ここ数十年、人材会社等の採用活動では、社名認知目的の抽象的なイメージ広告戦略が続いています。その一方で、近年の求職者の情報収集行動は大きく変化しています。求職者は公式情報や複数の求人情報等を見た後、SNSでリアリティのある情報を収集した上で、最終的に応募を決めるという人が6割を超えています。

求職者は、企業が見せたい表向きの魅力だけでなく、企業の裏側などリアルな情報を求めており、企業側が見せている抽象的なブランディングとの間にズレが生じています。

しかし、このズレこそが中小企業にとってはチャンスになります。求職者に「なんだかこの会社いいな」と思ってもらえるブランドを構築し、「エンジニアにめっちゃ強いよ」「経験が少ない人も一緒に頑張っているよ」といった求職者に寄り添ったスタンスで、求職者が見たい形で伝えることが大切です。

転職潜在層はLINEへ誘導

また、今すぐ転職したいという意欲の高い顕在層は、競争が激しくお金もかかります。そのため市場の6割以上を占める、まだ転職を考えていない潜在層をいかに生かすかが、採用成功の鍵を握ります。

SNSで接触した潜在層を直接エントリーさせようとしても、すぐに逃げてしまいます。そこでメールの6倍の開封率を誇り、高いコスト効率で潜在層を囲い込むことが得意な「LINE」に誘導することをお勧めします。

大事なのはそこからで、LINEを活用して、少し時間をかけてでも求職者をナーチャリングするのです。時間をかけて、求職者に安心してもらえる関係性を築くことが、会社のブランドにつながります。

これこそが媒体・広告に依存しない自律的な集客構造となり、現代の採用活動を成功に導くことができます。

LINEで実現する育成型採用株式会社ブレイン・ラボ

弊社、株式会社ブレイン・ラボの安藤将史からは、SNS採用・ダイレクトリクルーティングにおいてLINE活用が重要で、SNS採用・採用マーケティングを設計する具体的な手法について解説しました。

採用インフラとしてのLINEが圧倒的に優位

求職・転職活動におけるSNS利用率は85%に達し、SNS活用は今や当たり前の時代になっています。その中でも圧倒的に利用者が多いのがLINEです。これは、LINEが日常の連絡手段として定着し、日本中で誰もが利用するインフラツールになっているためです。また、電話に出ない人が増え、メール開封率も低い(平均開封率:約25%)中、LINEの開封率は90%を超え、1日に平均10回程度利用するということが、数字面からもわかります。

SNS採用のメリット

SNS採用が注目されている理由は、求職者や転職希望者が、求人情報だけでは伝わらない企業の裏側や、社員の生の声といった、リアルな情報を求めているからです。LINEを使えば、企業の個性や雰囲気をリアルに、かつカジュアルに発信することができます。また、SNSは無料で始められるため、採用コスト削減という企業のニーズとも合致します。

採用を「マーケティング活動」として設計

採用活動を「マーケティング活動」として捉える 採用プロセスは、通常の消費者行動と全く同じです。 カスタマージャーニーとは、製品を発見し、情報を収集し、興味を持ち、類似製品を比較し、そして購入に至るまでのプロセスを指します。同様に、採用決定に至るすべての段階をカスタマージャーニーの一部として捉え、採用マーケティングに基づいて設計する必要があります。

採用マーケティングは、具体的には、採用決定に至るプロセスであるパー​​チェスファネルと、入社後の口コミや紹介によって次の採用に繋がるインフルエンスファネルに分けられます。この一連のステップは、総称してダブルファネルと呼ばれています。ダブルファネルは、採用マーケティングを効果的に効率化し、時代に合わせてソーシャルメディアを活用する際にも重要です。LINEは、まさにこれを実現する効果的なSNSです。

また、媒体・広告に頼らない自律的な集客構造を作り出すのに貢献します。これは、採用市場やキャリア市場に属さない潜在的な求職者にとって非常に効果的であり、高騰する採用単価を抑えて運用する事ができます。

LINE活用のカギはLINE公式アカウントの活用

LINEを採用マーケティングツールとして活用する場合は、LINE公式アカウントを利用する必要があります。さらに、LINE公式アカウントに拡張ツールをアドオンすることで、採用マーケティング・人材採用に特化した機能が拡張されます。

人材・採用特化型の拡張ツールをアドオンすると、求職者・転職者のパーソナライズ管理が行え、応募意欲やモチベーションの可視化が実現されます。

さらに、育成型配信=ステップ配信を利用する事もでき、求職者・転職者の採用プロセスの段階ごとや行動変容に合わせてメッセージを自動配信することもできます。「育成型」のアプローチは、転職潜在層に対して行動変容を促す効果的な手法にもなります。

求職者・転職者の「応募意欲が可視化」がカギ

LINE公式アカウントをさらに有効活用するには、求職者・転職者の心理を読み解く必要があります。閲覧時間、チャットのやり取り回数などを分析し、意欲やモチベーションをリアルタイムで監視しスコア化することが重要です。これにより、アプローチの優先順位が明確になり、転職意欲上昇のタイミングを逃さず接触でき効率的な採用活動ができます。

応募承諾率がアップするヒアリングフレームワークcircus株式会社

circus株式会社の板垣 匡哉氏からは、集客で獲得した求職者を確実に採用に繋げるための、RA(リクルーティングアドバイザー)視点での採用ブランディング活用法が解説されました。

採用ブランディングとは、企業が候補者に対して一貫して約束し、提供する価値・世界観であり、集客活動の基盤となります。人材紹介業では、RA/CAが求人企業のブランドの代弁者となるため、その代弁能力の向上が求職者の質の向上に直結します。

企業の「魂」を掘り下げるヒアリング

採用ブランディングの起点として、RAは求人企業から表面的な求人要件だけでなく、企業の「魂」まで掘り下げる必要があります。具体的なヒアリングフレームワークとして、「企業パーパス」「入社後の成功定義」「社内の人間関係のリアル」の3点を押さえることが重要です。

情報の一貫した連携と意向上げ

RAがヒアリングした企業情報は、求人票のほか、面接でのチェックポイントや入社後の具体的なスケジュールといった補足情報を加えた形で、CAに正確に展開し、情報ロスを防ぐ必要があります。

CAは、共有された情報を元に、企業ブランドと求職者のキャリアビジョンを言語化します。求職者の転職後に叶えたいことやキャリアビジョンを明確に言語化し、それが実現できる企業を提案することで、応募承諾率が向上します。

面接後には、企業から求職者への率直なフィードバックを回収し、入社後のポジティブな未来を具体化させることで、内定承諾率の向上に繋がります。このようにRA/CAが企業ブランドの代弁者となることで、求人企業から見た求職者の質を上げることに貢献できます。

採用成功への扉を開く:特別資料ダウンロードのご案内

本セミナーでは、媒体・広告依存から脱却し、潜在層の囲い込み、データドリブンなナーチャリング、そして採用ブランディングによる「質」の向上を実現する、具体的な戦略について語りました。

特に、LINEを活用した応募意欲のスコアリングや、採用コミュニケーションの改善といった最新のノウハウは、貴社の採用活動を次のステージへと導く鍵となるでしょう。

【限定公開】応募意欲スコアリングの手法とAI活用事例を徹底解説!

セミナー動画および詳細な資料には、本レポートでは伝えきれなかった、以下の重要情報が収録されています。

  • 求職者の意欲を数値化する「応募意欲スコアリング」の具体的なアルゴリズムと設定方法
  • 「若者がグッとくるポジティブワード」へのAI変換プロンプト集(採用コミュニケーションを改善する具体的なツール)
  •  応募率7割突破の実績を持つ「ステップ配信」のシナリオ設計図
    結果にコミットするシナリオ設計を行い、貴社の採用活動を進化させませんか?
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SNSで広告費用を抑えつつ、質の高い採用につなげるコツとは

  • 意思決定には経路別の効果測定が必須
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